京浜営業所は、横浜市・川崎市・東京都の一部を担当し、地域に根ざした営業活動で、お客様の多様なニーズにきめ細かく対応しています。各営業所はエンジニアリング本部、イノベーション推進本部などと連携を取りながら活動しています。各本部と全国の拠点が一体となって、「チーム巴」として一体感を広げることが、お客様の課題解決へのより良い提案に繋がります。
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。
職種の関わり
助け合い、支え合う文化を大切に
助け合い、
支え合う文化を大切に
_営業所所長とはどんな役割?
所長として最も大切にしているのは、所員が気持ちよく働ける環境をつくること。そのために、営業所全体の動きを把握し、必要に応じて方向性を示すことが私の役割です。安全管理を含め、日々のルーティンに縛られずに所内を広く見渡し、所員一人ひとりとしっかりコミュニケーションを取るよう心がけています。
また、職場環境の整備に加えて、お客様やパートナー企業との交渉・連携も所長の仕事です。特に大きな案件では、担当者に同行して現場対応や関係者との調整にあたるなど、自らが交渉の前線に立つこともあります。
_巴商会の存在意義と営業職のやりがいとは?
目に見えず、存在も一般の方にはあまり知られていない産業用ガスを扱う当社ですが、ものづくりにおいて「ガス」は必要不可欠な存在です。日々製造のラインでお客様にガスを安心して、安全な環境で、安定して使用していただく。その全てをコーディネートするのが私たちの重要な役割です。欲しいと言われたガスを、ただ売るだけではそれは達成できません。お客様のものづくり自体に興味を持ち、よく知ろうとするその姿勢があれば、お客様の課題の本質にも気付くことができるはずです。当社から購入する方が、他社から購入するよりメリットが生まれるように考え提案する。つまり、付加価値を提供する。これを続けることでお客様から、巴商会にそして「○○さんにまたお願いしたい!」と言っていただけることが営業の醍醐味ですね。
_キャリアの中で印象に残っていることは?
若手社員時代に姫路営業所で担当した、半導体関連企業の新規開拓での出来事です。最初のうちは訪問してもなかなか相手にされず悔しい日々が続きましたが、それでも私は毎日のように足を運び、当社を選んでいただくことがお客様にとってプラスとなることを伝え続けました。そんなある日、お客様の責任者の方が「君みたいな人に仕事をお願いしたい」と声をかけてくださったのです。そのひと言で、状況が一気に動き始めました。粘り強く足を運ぶ私の姿を見て、「知識や実績よりも、自社のために一生懸命になってくれるあなたにお願いしたい」と言ってくださったことは今でも心に深く残っています。
「お客様のためになることをする」という巴商会の社是の意味を、身をもって実感した出来事でした。想いを持ち、行動を重ねれば信頼は築けると確信できたことが、今の私の原点となっています。
_部下と接する上で大切にしていることは?
部下のチャレンジを後押しできる存在でありたいと考えています。自分自身、若手の頃は敢えてチャレンジングな道を選ぶことが多く、そのたびに上司が応援してくれたことを今でもよく覚えています。その経験があったからこそ、今度は自分が所長として、部下の挑戦を応援する番だと思っています。私は、所員にとって「話しやすい存在」になれればと思っています。仕事の悩みや本音は、面談の場を設けただけでは出てきません。普段から部下の気持ちに寄り添い、信頼関係を築いておくことが何より重要だと感じています。形式的な面談ではなく、「少し話そうか」といった自然な会話からのやり取りを大切にしています。社員一人ひとり、考え方や育ってきた環境は違います。だからこそ、それぞれに合った接し方が必要です。
若い頃に多くの方に支えていただいた経験があるからこそ、今は自分が誰かを支える立場に立ち、一人ひとりとの関係性を大切にしたい。その関係性をいずれは部門の垣根を越えて広げていき、社員一人ひとりが生き生きと輝ける、風通しの良い当社ならではの企業文化をつくっていきたいと思っています。