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技術部 設計課 課長 T. Mitsuhiro
技術部 設計課 課長 T. Mitsuhiro

高圧ガスは取り扱いに高度な知識や経験が求められるため、安全性と操作性を両立させた設備設計が求められます。設計課は、営業部門・技術部門と密に連携しながら、ガスの種類や必要な流量、使用圧力、純度、コストなど、さまざまな要素を確認し、ニーズに沿った最適な設計を行い、お客様にとって使いやすい設備を追求しています。

※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。

職種の
関わり

人間力の先にある設備設計

技術部 設計課 課長 T. Mitsuhiro

_担当業務について

高圧ガス設備の設計を担当しています。まずはじめにお客様のニーズを正確に把握し、使いやすさにも配慮しながら最適な設備を設計し、各種の図面類を作成します。その後、お客様との打合せ、パートナー企業への指示や工事計画の立案を行い、工程・品質の管理、完成検査、そして引き渡しまで、一連のプロセス管理を担当します。設計はプロジェクト全体の“頭”として、現場をリードする役割も担います。高圧ガス保安法の理解や解釈などの蓄積した知識や経験をもって、お客様からの技術的な相談への対応や、行政の高圧ガス担当者との法的なヒアリングや折衝にも対応します。そのため、図面等の作成のスキルだけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も欠かせません。

_若手の頃に経験して良かったと思うことは?

入社してすぐに配属された検査グループで現場を経験したことです。そこでの業務内容は、お客様の工場内で日々検査作業を行うといった気の抜けない地道な仕事でしたが、多くの方々と関わるなかで、仕事とは人とのつながりの上に成り立つものであり、相手の気持ちに寄り添いながら働くことの重要性を学びました。
また、多様な知識を得るために自己研鑽に励み、経験を積み重ねられたことも、現在私の土台となっています。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」プロジェクトでは、いままでに前例のないレベルの高純度窒素ガスを供給する役割を担えたことも大きな経験となりました。地球外物質の分析に欠かせない高純度ガスの供給を通じて、当社の技術が最先端の社会的使命に貢献していることを実感することができました。

技術部 設計課 課長 T. Mitsuhiro

_メッセージ

技術職というと、黙々と作業する職人のようなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、コミュニケーション能力は非常に大切です。計算や図面ができるだけでは不十分で、その技術が「誰の、どんな役に立つのか」までを考え、お客様に寄り添える気配りができる人が本当に頼りにされる存在となります。もちろんスキルも必要ですが、長く続けるためには土台となる人間関係の構築が求められます。また、皆さんには仕事と向き合いながら、そこから生まれる面白さや達成感を感じていただきたいです。ガスと聞くと耳なじみがなく近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、ガスを専門に勉強している学部・学科はありません。スタートラインは皆さん同じです。未経験でも「仕事を頑張りたい」「成長したい」と思っている方はぜひ、チャレンジしていただきたいと思います。

1日の過ごし方
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