ガスセンターでは、産業用の窒素ガスや液体窒素の製造・供給を行っています。
モニターでの数値管理はもちろん、日々の点検や保守作業では音や振動、温度の変化など、五感をフルに活用しながら、異常の兆しの有無に注意を払います。専門知識と実務経験に基づいた確かなスキルで、目には見えにくい細かな変化をいち早く察知し、お客様に高品質なガスを安定的にお届けすることが、ガスセンターの役割です。
※社員の所属、職種、その他の全ての情報は本記事掲載開始日時点のものであり、現在の情報とは異なる場合がございます。
職種の関わり
窒素プラント一筋29年。
「変わらない毎日」を当たり前に保つ
窒素プラント一筋29年。
「変わらない毎日」
を当たり前に保つ
_工場長として
大切にしていることは?
職場の雰囲気作りです。日常業務は黙々と行うことが多いですが、業務内容をしっかり共有するだけでなく、雑談を交えながら自然とコミュニケーションが生まれるような、堅苦しくない環境づくりを意識しています。一方で、心地良い距離感は人それぞれ違うもの。そのため、一人ひとりの性格や状況をよく見ながら、それぞれが居心地の良い環境で働けるよう配慮しています。ありがたいことに、協力的な社員が多く、チームとしてまとまって仕事ができていると感じています。困ったことがあれば、私の方からも部下に相談を持ち掛けます。すべてをトップダウンで決めるのではなく、社員の意見をしっかり聞いて、より良い会社にしていくことを大切にしています。
_若手社員には、どのようなサポートがありますか?
ガスの製造には専門的な資格と、実務経験が必要です。当社では、新入社員が1年半で「保安係員」として活躍できるよう、計画的に育成を行っています。最近では、計画よりも早く保安係員を任せられるケースも増えてきました。各ガスセンターでは、周囲のサポートや教育を受けながら、実務を通して成長することができ、プラントの運転管理が1年半でできるよう、共通の育成プログラムを整えています。工場長だけでなく、製造主任や年の近い先輩社員など、相談しやすい人が身近にいる体制が確立され、OJT(現場での実地教育)で不足する部分も、しっかりとフォローできます。できることはどんどん任せていく方針で、覚えることは多いですが、「早く一人前になりたい」という意欲のある方には、非常に成長しやすい環境だと思います。
_ガスセンターの仕事の魅力とは?
窒素の製造という仕事は、決して目立つものではありません。しかし、日本の産業を支えるうえで欠かすことのできない仕事です。地道な仕事ではありますが、「社会を根底から支える」役割があり、やりがいも大きく、誇りを持って続けられる仕事です。
私が巴商会に入社してから、気がつけばもう29年が経ちました。当時に比べると、事業の幅も大きく広がり、巴商会の会社としての成長力を肌で実感しています。長く働いていると、壁にぶつかることやトラブルに直面することもありますが、「なんとかなる」と前向きに思えるようになったのは、周囲に支えてくれる仲間がいるからです。設備管理や機械装置に興味がある方、さまざまな資格取得にチャレンジしたい方にとっては、非常に魅力的な職場だと思います。